プロフィール
オド 亨
沖縄市選出の前・沖縄県議会議員、オド亨です。

政治家は誰がやっても同じ、誰がやっても世の中は変わらない、とよく言われますが、本当にやる気のある政治家が一人でもいれば、必ず何かが変わります。
私は、正直・決断・実行をモットーに、自らが信じる道と有権者の皆様の声を世の中に反映していくため、誠心誠意頑張っていきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。
アクセスカウンタ
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人
QRコード
QRCODE
てぃーだブログ › 小 渡 亨 の ブ ロ グ › 沖縄県政に関すること › 談合事件に対する仲井真県政の判断について

2007年01月25日

談合事件に対する仲井真県政の判断について

先日お話した談合の件ですが、談合事件に関しての県議会要請決議に対する県の処置が確定しましたので、ご報告いたします。
これは、本日夕刻に県が発表した事であり、もうすでにご存知の方も多いとは思いますが、『県政のホットな話題』ということで、ここでお知らせいたします。


稲嶺県政はこの談合事件に関して、工事請負書に『10%の違約金条項』が盛り込まれた平成15年1月1日以降の契約に係わる違約金として、180社に対し84億円余の賠償請求をしておりました。
この180社の中には、談合に関して公正取引委員会から課徴金(法t令違反金)を徴集された特Aクラス業者125社と、談合事件とは全く関係のない、たまたまJV(共同企業体)を組んでいただけのAクラス業者55社が含まれています。

これに関して仲井真県政は、『JV構成員の連帯責任を定めた県の工事請負書第51条の2第2項について、県議会の土木委員会やJV工事の受注者から、この規定は、公正取引委員会から命令を受けていないJV構成員については想定しておらず、損害賠償は出来ない、との疑義・問題提起があり、その取り扱いについては、法令・国等の運用実例から再度十分な検討を行う必要がある』とし、さらに損害賠償金の納付について猶予期間・納付期間の延長を要請していた事については、『県は、財務規則等によると、債権は一括納付と速やかな回収を原則としているものの、今回の損害賠償金請求については、諸般の事情を考慮し、どの程度の期間据え置きが可能であるかを再度検討する』、としました。

以上のことから、『平成18年9月11日に企業説明会を開催し通知した、損害賠償請求手続きについては、問題点を総合的に検討するための時間の確保が必要であるとして、納付計画書の提出等、請求手続を一時中止し、問題解決の目途が立った時点で、あらためて請求手続きを再開する』、ということになりました。

交渉を続けてきた、私の感触としては、先述の『10%問題』及び『共同連帯責任』等、これから、司法の判断・国の判断を待たなければならない事項があるため、問題解決の目途が立つのは、少なくとも数年以上かかる、と考えます。


私は、政治家の仕事は『民生安定』が第一である、と考えております。

建設業経営者の皆様、これ以上失業者を増やさないように、職員を大切にし、その間に、足・腰をしっかりと鍛えておいて下さい。


同じカテゴリー(沖縄県政に関すること)の記事
県議選を振り返って
県議選を振り返って(2008-06-09 16:46)

尖閣諸島視察
尖閣諸島視察(2006-05-23 14:28)

沖縄市長選挙
沖縄市長選挙(2006-01-27 10:26)


この記事へのトラックバック
昨14日に県議会2月定例会が開会した。仲井真県政がカジノを含めたエンターテイメント導入の影響を検討するため、専従職員を配置して取り組む方針を示していることには賛否が拮抗(...
県議会でカジノの賛否分かれる【沖縄カジノタイムス】at 2007年02月16日 10:21
 水門談合事件(水門設備工事を巡る官製談合事件)についての今日の記事より。
(引用記事は、下部に掲載)

 談合事件がなくならない。

 談合事件については、もはや定期的に紙面、...
水門談合 国交省に官製防止法適用 公取委が改善要求【総合情報ニュース徒然草】at 2007年03月10日 22:44
間違いなく隠蔽でしょ。

inyo:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070318-00000006-mai-soci

そらぁ腹立つというか、もうあきれるよね。...
官製談合事件について!!【今日の出来事】at 2007年03月18日 21:22
この記事へのコメント
建設業の談合は社会通念上も確かに違法です しかし一番困るのは仕事受注の経緯をしらない従業員が突然仕事を失うことです 会社は厳しくなればリストラで切り抜けようとします 当然のことかもしれません 弱い立場の従業員は常に違約金の問題解決に注目していました 新年の挨拶で小渡先生が情熱的に語られた違約金据え置き問題が貴男の情熱の向こうに一転の明かりが輝いてきたように感じます 
Posted by ターバ・シェーク at 2007年01月25日 22:37
政治家は言葉がすべて 身内で頑張らんと 圏外から応援します?談合笑ってしまうよ?
Posted by ミトコンデリヤ at 2008年01月29日 17:55
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。