プロフィール
オド 亨
沖縄市選出の前・沖縄県議会議員、オド亨です。

政治家は誰がやっても同じ、誰がやっても世の中は変わらない、とよく言われますが、本当にやる気のある政治家が一人でもいれば、必ず何かが変わります。
私は、正直・決断・実行をモットーに、自らが信じる道と有権者の皆様の声を世の中に反映していくため、誠心誠意頑張っていきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。
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てぃーだブログ › 小 渡 亨 の ブ ロ グ › 政策に関すること › 政策① ~雇用問題・農業&食糧問題~

2008年09月24日

政策① ~雇用問題・農業&食糧問題~

 前回は概略ということでざっとお話ししましたが、その内容を詳しくお話していきたいと思います。
まずはじめに、解決すべき問題として『雇用』と『農業&食糧問題』についてお話します。


雇用の問題

 現在、沖縄県の経済状況は低迷化しており、完全失業率は7.9%(H20年7月現在)で全国トップクラスとなっております。
「働きたくとも働けない」「働き口がないから生活が苦しい」という悲痛な声は、県下に蔓延しております。

 しかしながら沖縄には、他にはない魅力と強さがあります。

 たとえば、数々の特区。
今はただマスコミ等で騒がれるだけで、県民が実感できるところまで特区の効果は表れてきていません。
しかしこれを有効活用できれば、県外から企業を誘致することが可能です。
企業が誘致されれば、雇用の機会も増えます。
様々な企業が沖縄にやって来れば、雇用の選択肢だって増えるでしょう。

 今現在、特区が有効に活用されているとは必ずしも言えない状況にあります。
コールセンター業務等に見られるように、せっかく沖縄に来てくれたにもかかわらず他県に流れ出してしまうような事例だってあるのです。

 雇用機会の拡大は、沖縄県経済の活性化に直結します。
経済が活性化すれば、もっと生活が豊かになります。

 そのためにも、さらなる企業誘致と企業流出の阻止は、急務です。


 また他方では、「やりたいことがない」「生き甲斐が見いだせない」という声もあります。
生活のためとはいえ、向かない仕事を押し付けるのは、生活を豊かにすることにはつながりません。

 だからこそ、行政が職業能力の開発に積極的に取り組み、やる気のある人間に対してある程度の道を示すこと、産学連携を強化して企業と学生の距離を縮めることで『働く』ということを身近なものにすることは、これから社会に出ようとする若者たちにとっても、今職を持たず苦しんでいる人たちにとっても、必要なことだと私は考えます。


 雇用の機会を拡大し、努力することが報われる社会の実現を目指すことが、沖縄県の経済状況を好転させ、県民の生活の満足に繋がると考え、私は雇用問題の解決に取り組みます。



農業&食糧問題

 昨今、食品の安全性の問題が連日マスコミを賑わしています。
農薬が混入された餃子の問題、食肉偽装、狂牛病汚染牛肉、賞味期限切れ材料の使用等々、私たちの食卓の安全が脅かされています。

 私はその解決策として、地産池消を基本とした小さなサイクルでの食糧循環モデルが有効的だと考えています。
どこで作られ、どこで加工されたかわからない食材よりも、身近で作られた食材の方が安心して食べられますし、その手法が浸透することによって地域的な食糧自給率の向上も見込めると考えます。


 また、食糧自給率の向上のためには、農業・漁業の活性化も欠かせません。
第一次産業従事者の減少および高齢化の問題、遊休農地の問題は、国の根幹に関わる重要課題です。

 私も趣味で家庭菜園をやっているのですが、作物を育てる苦労はもちろんあるものの、収穫の喜びは何ものにも代え難い楽しいものです。
土と親しみ、自然と生きていくことは、魅力あるライフスタイルであるとも思います。


 ただし、確実な収入がなければ生きていけないことも事実です。
自然状況や気象条件によって収入が左右されてしまいがちな部分が、第一次産業のネックです。

 だからこそ、沖縄県産の作物をブランド化し商品作物としての付加価値を高めることで、収入面での安心を補いたいと私は考えます。

 他府県を見渡せば、宮崎産マンゴーや大分県の関サバ、鹿児島の黒豚等々、高い商品価値を持つブランド作物はたくさんありますし、沖縄にも魅力的な商品はたくさんあります。
宮崎など他府県の成功例を活かし、沖縄県をあげてブランドの確立に取り組むことで、農業・漁業就業者の生活の安全を確保し、彼らに安心して働いてもらうことで私たちの食卓に上がる食品の安全を図る。
そのようないいサイクルを、私は築き上げたい。


 人間は、食わなきゃ生きていけません。
その安全を確保することは、生きることを保障することにつながると思います。
食卓の上でも『見える』安心、そして作り手の生活が『わかる』安心は、決して別々のものではなく密接につながっているものです。
 食の安全が叫ばれる世の中だからこそ、県民の、そして国民の『安心』を見えるもの、わかるものとするために、私はこの問題の解決に全力を尽くし、総合的な『食の安全』確保に努めます。


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Posted by オド 亨 at 11:20│Comments(0)政策に関すること
 
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