2012年6月10日執行予定の沖縄県議会議員選挙について
ご無沙汰しております、小渡亨です。
このブログに投稿するのも10ヵ月ぶりであります。
近況についてですが、前回の衆院選の敗北以降、私は自身の進退について色々と考えていました。
「もう一度国政を目指しては」というありがたい言葉もいただきましたし、「市議会で頑張る息子に任せては」という声もありました。
しかし私は、昨今の基地問題や尖閣諸島問題等、国境の県として『安全保障』についての問題が噴出する沖縄の現状、特に民主政権に代わって以降とても真剣とは思えない政府の対応を一般市民の立場からしか見ることが出来ないことに歯痒い思いをし続けてきたこと、また『県土の均衡ある発展』と言われながらも政治力が足りず、人口以外は経済も雇用も教育も何もかも低迷を続ける沖縄市をこれ以上放っておけないこと、そして今まで私を支援してくれた方々や私を育ててくれた方々に対しまだ十分に恩返しが出来ていないことなどから、県政へ復帰することを決意いたしました。
今、沖縄は歴史的に大きな岐路に立っていると私は考えています。
復帰後40年が経過した沖縄では、未だに『復帰後』が終わっていません。
沖縄を取り巻く環境は、尖閣諸島における領土問題や東シナ海におけるガス等の資源に関する問題など対外的な脅威にさらされており、また県内は一向に解決に向かう兆しの見られない在沖米軍基地に関する諸問題、全国最低クラスの最低賃金と就業率と教育レベルの問題、空港も港も飽和状態になりつつある現状、そして積年の課題である『自立経済の構築』などと言った、様々な問題が山積しています。
発展に資するべく調達され、期待されている『一括交付金』についても、事業展開はおろか要綱すらまだ出来ていないのが現状です。
しかしながら政治を見てみると、いつまでも基地や環境問題について『賛成か反対か』ということだけを議論し続け、北朝鮮のミサイルの脅威にさらされてもなお『反戦平和』のお題目のもとにイデオロギー闘争を展開する人々が蔓延り、本当に必要なことが置き去りにされています。
もしそれらを変えることが出来なければ、いずれ沖縄の発展は頭打ちになります。
時間は待ってはくれません。
沖縄がいつまでも素晴らしく誇れる故郷であり続けるために、次代を担う若者たちが背負う負担を出来るだけ少なくしていくために、私は残された時間をすべてつぎ込み、県政をしっかりと支え、全力をもって諸問題に取り組んでいく所存であります。
掲げる政策等についてはまた日をあらためて投稿いたしますが、まずは私の意気込みに理解を賜りたいと思います。
あらためて、頑張ってまいります!
なお、最近活動をしている中で私の体調を心配する声が聞こえますが、確かに年末年始に少し体調を崩しはしたものの、その後医者から「選挙活動や政治家の執務には何の影響もない」お墨付きを得ているので、ご安心ください。
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