ドクターヘリの導入推進について

オド 亨

2009年04月20日 17:36

ご無沙汰しております。

 各地で配布されている私のチラシ等では政策として以前から打ち出していたので、目を通された方にとって真新しさはないと思いますが、ブログの記事『政策③ ~年金・医療改革~』の部分で言及していないことがあったので、ここに追記いたします。

それは、ドクターヘリ導入についてです。


 先日、たまたまうるま市洲崎の中城湾港新港地区を通りかかったら、広い公園に一機のヘリコプターが降りてきたのを目撃しました。

伊計島で起きたゴーカート事故の患者を運んできた、ドクターヘリです。
ヘリは、中部病院に搬送するために待機していた救急車に患者を移すため、この場所に降りてきたとのことです。

 せっかくの機会なのでヘリのパイロット(元航空自衛官)と話をさせてもらったのですが、話によるとヘリは浦添総合病院(特定医療法人 仁愛会)により運用されているドクターヘリであり、読谷にあるヘリ基地に所属し、要請があれば本島全域及び本島周辺離島まで30分程度で駆けつけるとのこと。
中南部であれば20分足らずで、患者を病院に搬送するために病院近くのヘリポートに待機する救急車の元に送り届けることが出来るそうです。


 以前のブログ記事にも書いてありますが、北部地域や離島における病人搬送の問題は、現状『医療格差』とも言うべき由々しき問題となっております。
その解決の方法として、北部地域や先島にドクターヘリを配備することはとても有効的だと私は考えております。
島自体が南北に長く、また数多くの有人離島を抱える沖縄県ではありますが、現在いざ何かあったときに患者の迅速な搬送を行うためのドクターヘリはまだ一機しか配備されておらず、この件を通して、あらためてドクターヘリ配備の必要性を痛感いたしました。


 誰もが過不足なく適切な医療サービスを受けられることは、県民の生活の安全保障上とても重要なことです。
それを実現するためのひとつの方法として、私はドクターヘリの導入を強く推し進めていきたいと考えます。

関連記事