政策③ ~年金・医療改革~

オド 亨

2008年10月02日 15:26

 つづきまして、現在国民の最大の関心事とも言える、年金問題・医療改革についてお話いたします。


 年金記録に関する問題は、みなさんの耳にも新しいことだと思います。
私のところにも先日年金特別便が届き、記録漏れがありました。
これと同様のことは、皆さんの身近でも起こっている現実だと思います。

 この問題は、国家の信用の根幹にかかわる重大事であると、私は考えています。
国民生活の不安を脅かす、特に戦後様々な苦難を乗り越え国を支えてきたお年寄りたちの老後の安心を奪うような社会保険庁の怠慢は、断罪されてしかるべきです。

 幸い、現厚生労働大臣である舛添要一氏は断固たる態度でこの問題に臨み、必ず解決させる!という意気込みをもって取り組んでいます。
私も、当選した暁にはこの問題を解決に導くため、しっかりサポートしていきます。


 またこの問題以上に人々の耳目を集めているのが、後期高齢者医療制度です。
この問題も、お年寄りの老後の生活の安心を奪う重大な問題です。

 何が問題かと申しますと、この『後期高齢者医療制度』が『生活を重視した医療、尊厳に配慮した医療、後期高齢者及びその家族が安心、納得できる医療を行うため』といいう目的を持ちながらも結局『安心、納得できる』という部分がお座なりになってしまっている、ということだと思います。

 もし『消えた年金記録』のおかげで収入が減り、さらに医療費負担も増えるとなれば、二重三重にお年寄りを苦しめることとなりますし、高齢化が進む日本の社会に大打撃を与えることになりかねませんし、日本一の長寿県=日本一の高齢化社会を有する沖縄県にとってもそれ以上に大問題です。

 だからこそ、制度の廃止とそれに代わる新たな医療制度の確立を図ることが、政府にとっても、また私にとっても大きな政治テーマであると考えております。


 それ以外にも、医療に関しては沖縄県は様々な問題を抱えています。
特に、北部以北の病院の現状は住民の安心を確約しているとはとても言えない状況にあり、病人搬送の問題もしっかりとした解決策が打ち立てられているわけではありません。
また、全国と同様に医療従事者の人材不足も深刻な問題となっており、県立北部病院産婦人科の閉鎖や安田地区診療所の存続問題などに、その影響が表れてきております。

 医療は国民の生活の安全を保障する柱の一つであり、医療制度の充実は国民の安心に直結します。
だからこそ、過不足なく医療サービスが受けられる体制、従事する側も安心して医療に打ち込める体制を作ることが急務であると、私は考えています。



 年金の安心、医療の安心を保障することは、お年寄りのみならず、国民すべての生活の安心を保障することに繋がります。
だからこそ優先的に、農業・食糧問題と同様に、『日々の暮らしに安心を!』を目指します。

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