プロフィール
オド 亨
沖縄市選出の前・沖縄県議会議員、オド亨です。

政治家は誰がやっても同じ、誰がやっても世の中は変わらない、とよく言われますが、本当にやる気のある政治家が一人でもいれば、必ず何かが変わります。
私は、正直・決断・実行をモットーに、自らが信じる道と有権者の皆様の声を世の中に反映していくため、誠心誠意頑張っていきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。
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2009年06月06日

ハーリー

ハーリーハーリーハーリー
左&中央:平安座ハーリー一般の部と参加者のテント立ち並ぶ周辺岸壁の様子、右:屋慶名御願バーリー

ハーリーハーリーハーリー
左:屋慶名ハーリー開会式、中央:応援する地元の人々、右:桃原ハーリーにて、新川秀清氏&新里米吉氏と共に

 5月末日の晴れ渡った日曜日、うるま市与勝地域ではあちこちでハーリー大会が開催されていました。

ハーリーは『爬竜』と書き、爬竜船と呼ばれる10~12名乗りの船を漕ぎ競い合って、豊漁と航海の安全を祈願する海人災のことです。
このハーリー、一般的には那覇ハーリーや糸満ハーレーが知られていますが、もともと漁師の町や島であった勝連半島においてもハーリーの文化が残っており、旧暦の5月4日前後の週末には半島周辺のあちこちでハーリー大会が開催されます。


 今回私が見に行ったのは、宮城島・桃原ハーリー、平安座島ハーリー、屋慶名ハーリーの3ヶ所で、どこも多くの人でにぎわっていました。
特に平安座島ハーリーは、地元の人たちだけでなく遠くは糸満から訪れたハーリーチームも居り、出場チーム80余組、総勢1800人あまりもの人が繰り出し、皆思い思いのスタイルでバーベキューやビールなどと共に祭りを楽しんでいました。
また屋慶名ハーリーでは御願バーリーが転覆したアクシデントもあり、炎天下にもかかわらず涼しげな潮風に撫でられながらの、活動の合間のささやかな安らぎのひとときとなりました。
 

 さて、これは私が常日頃感じていることなのですが、沖縄の伝統文化はエイサー然り、ハーリー然り、とても勇壮なものが多いように感じます。
エイサーなどはその勇壮さに見せられて東京の新宿でも『新宿エイサー祭り』という祭りが開かれるほどであり、これらは守り伝えていくべき大切な伝統文化であると共に、有用な観光資源でもあるはずです。

 「沖縄の東海岸は観光資源がない!」という意見をよく耳にしますが、決してそんなことはないと思います。
これらのような、立派な文化がしっかりと残っている。
これらをしっかりと整備していけば、何も新しい観光資源を作り出さなくとも東側に観光客を呼び込むことは可能ではないか?と私は考えています。

 たとえば全島エイサー祭りは、毎年安全面などにおける問題が浮上し、また周辺の交通に与える影響も無視できないものがあり、また来場者数と競技場の客席数も釣り合っていないため、祭りへの需要に対して供給が追いつかない飽和状態となっております。
そのような現状を鑑みると、祭りのポテンシャルをしっかりと活かして地元の人も観光客も存分に楽しめるような祭りにすることが、今後の私の課題でもあると考えております。

 祭りは、カンフル剤です。
民俗学で言うところの『ハレ』の集大成としての祭りは、人だけでなく企業や団体などあらゆるものを元気にします。
関わる人がみな元気になるような、さらには他所から見て魅力的だと思われるような祭りを作り上げていくことは、民間や行政だけでなく政治家も積極的に取り組んでいかなければなりません。


 じりじりと肌焦がす暑い太陽の下、そのようなことに思いを馳せながら、御願バーリーに選挙必勝を願い、決意を新たにした日でありました。


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Posted by オド 亨 at 16:40│Comments(3)その他のこと
この記事へのコメント
ハーリーとは、関係ない話ですが、パソコンにも寿命はあるようで、長年慣れ親しんだものが全然起動しなくなってしまいました。
古い上に東京や大阪の出張にも常に携行しているため、傷みも激しかったのでしょう。特に飛行機に乗る際、パソコンを携行していると検査場で取り出し、中をオープンさせられるので、その出し入れだけでも相当なダメージを与えているはずです。
 何はともあれ、微妙に政情も社会も刻々と変化してきてます。
先ず今回パソコンを新規購入するに当たり助かったのが定額給付金でした。なんでこんな贅沢な税金の使い道なんだと批判してたが、受け取ると使ってしまって、助かったことは事実です。
 保革を問わず中北部を思う支持者が、オドさんの後援会には沢山いると聞いてます。
 長年自民党で頑張っているオドさんには、悪いですが、「自民党はもう嫌、でも民主党にも任せられない」という中北部の空気を感じて下さい。
 いずれにしても、現職の代議士は国税を頂いているのですから、頂いている間は、山積する諸課題解決に向け、ご精進いただき、オドさんは来る選挙に向け頑張って下さい。
Posted by 炎の会 at 2009年06月07日 13:57
こちらもハーリーとは関係ない話ですが、離党勧告の受け入れの記事を読みました。
正直言って受け入れは、残念です。
受け入れるなら、3月の段階で受け入れれば潔かったのに。
色々な所で、「無所属ででも闘う」っと言っていたにもかかわらず
再審査請求を出した事自体も理解できなかったのですが、
それでもここまで引っ張るのは、きっと小渡氏の側にこそ正義があると信じて、再審査請求をしたのだと思っていました。
それに、数日前の記事では自民党本部に持ち込むかの様なニュアンスのことが書かれてありました。
そうであるなら、今回も受け入れず、自民党本部に再審査請求を出せば良かったと思います。
それを中途半端な形で今回、離党勧告の受け入れは、もしかして「自民党本部に持ち込むと、最悪、除名処分を受ける可能性があるが、いま離党をしておけば、いずれまた自民党に戻れる」ってことなんでしょうか?
Posted by 名無しさん at 2009年06月09日 18:55
名無しさん、どうでもいいんじゃない。
沖縄のテレビ局のニュース映像、HPで見たけど、自民党って善し悪しはともかく全国どこでも基本的に「現職優先」が、ルールなんでしょ。
そのルールに則ってどの地方組織も動いているはず、
それに対して、不満があるから「再審査請求」までしたのに、今更「党議に従い‥‥」なんて?
Posted by ひややか at 2009年06月10日 05:04
 
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