2009年04月28日
自民党沖縄県連の処分に対する再審査請求について
先日このブログでもお伝えした、自由民主党沖縄県支部連合会党紀委員会より受けた処分についての続報です。
私は、自民党県連から受けたこの処分に対し、具志孝助県連会長に対し、本日付で再審査請求の文書を提出いたしました。
再審査請求を行う理由は、下記の通り。
1.私が次期衆院選に立候補を表明する行為について、「党の規律を乱す行為である」と党紀委員会で決定していることについては、重く受け止めます。
しかしながら私のこの行為は、今まで一貫して自民党所属の政治家として活動してきた経歴を鑑み、党公認を受ける資格があるものとしての行為でありますから、その点も踏まえて慎重な再審査をお願いしたい。
2.党紀委員会の処分の理由について、「党籍を有したまま自民党の次期衆院選の党公認予定候補者を不利におとしいれた」とあるが、3月30日の時点で党公認予定候補者は確定しておらず、また未だ党公認候補者は決まっていないため、自民党として有利な候補者を熟慮して選定すべきだと思慮し、再審査の請求を行うものである。
3.私、小渡亨の次期衆院選の立候補を支援する沖縄市、うるま市、名護市その他沖縄第三選挙区における数多くの市町村議会議員および自民党を支える党員・党友の存在に配慮を賜り、党勢拡大のため賢明な判断、処分の撤回を要請する。
先に行われた自民党県連大会において、私が県連執行部に対し「自民党本部がまだ誰も公認していない以上、現時点においてはあくまで私と嘉数氏は公認争いの最中であるのであって、決して私の行為は妨害行為に当たるものではない」との意見を述べたところ、それに対して具志県連会長は「現職が出馬の意思表示をしている限り、次期公認候補者として扱うのがこれまでの慣例である」と説明しました。
つまり、私が処分を受ける理由は「慣例に従わないから」ということになります。
もし党紀の中に『慣例に従うべきとする』という内容の一文があるのであれば、処分を受けることにも納得が出来ます。
しかしそのような記述がどこにもない以上、私の行動が規定に抵触するとするのは不当な判断であり、極めて恣意的な解釈であり、非民主的であります。
政治は、感情論では行えません。
私は今まで嘉数氏の立候補推薦人として、平成8年10月の衆院選から4期に渡る選挙すべてにおいて、同氏の当選のためにぶれることなく全力投球で選挙戦を戦い抜いてきました。
そのような経緯にも関わらず今回次期衆院選に立候補を決意したのは、やむにやまれぬ思いからであります。
沖縄第3選挙区は、わが県のみならず国の将来の命運を左右する様々な問題を抱えた、重要な選挙区です。
普天間基地移設をはじめとする米軍再編の諸問題は日米安保体制を支えるために解決しなければならない重要課題であり、また中城湾港新港地区の港湾整備事業と泡瀬地区における関連事業は、県の将来の可能性を左右しかねない事案であります。
また、同新港地区に建設が進んでいるIT津梁パークは、県の経済的自立・雇用の拡大に寄与するだけでなく、わが国のIT産業の国際的な一大拠点としての機能も期待されるものであり、他にも自然科学系の世界最高の研究・教育機関として開学が予定されている沖縄科学技術大学院大学、国内唯一の金融特区である沖縄金融特区(名護市)の有効活用、安田診療所の問題等に代表される北部地域・離島における医療格差の是正や数々のインフラ整備等、早急に解決しなければならない様々な政治課題が山積しているのが、この沖縄第3選挙区です。
しかしながら現職は、それらの問題解決に力を注ぐことはありません。
1期目当選直後の平成8年12月に、沖縄に関する特別行動委員会(SACO)の最終報告に基づいて日米両政府が決定した米軍基地の整理縮小が、12年という年月を経てもなお遅々として進まないことにそれは象徴されています。
これ以上待てない!何も変わらない政治をこれ以上継続させない!という思いから、現職がいる中であえて立候補を決意したわけであります。
だから私は、どのような状況になろうとも、これらの問題の解決を、より地元の声に即した形で行うために、次期衆院選を戦います。
ただ、私は根っからの自民党員であります。
伯父である小渡三郎の政治信条を受け継いで平成2年に沖縄市議に当選して以後今までの議員生活において、自民党の党勢拡大と、自民党県連に対する県民の信頼向上に貢献してきたという自負もあります。
それ故に、今回の理不尽な処分には納得できません。
県連の規定に則した適正かつ公明正大な判断を、願っております。
私は、自民党県連から受けたこの処分に対し、具志孝助県連会長に対し、本日付で再審査請求の文書を提出いたしました。
再審査請求を行う理由は、下記の通り。
1.私が次期衆院選に立候補を表明する行為について、「党の規律を乱す行為である」と党紀委員会で決定していることについては、重く受け止めます。
しかしながら私のこの行為は、今まで一貫して自民党所属の政治家として活動してきた経歴を鑑み、党公認を受ける資格があるものとしての行為でありますから、その点も踏まえて慎重な再審査をお願いしたい。
2.党紀委員会の処分の理由について、「党籍を有したまま自民党の次期衆院選の党公認予定候補者を不利におとしいれた」とあるが、3月30日の時点で党公認予定候補者は確定しておらず、また未だ党公認候補者は決まっていないため、自民党として有利な候補者を熟慮して選定すべきだと思慮し、再審査の請求を行うものである。
3.私、小渡亨の次期衆院選の立候補を支援する沖縄市、うるま市、名護市その他沖縄第三選挙区における数多くの市町村議会議員および自民党を支える党員・党友の存在に配慮を賜り、党勢拡大のため賢明な判断、処分の撤回を要請する。
先に行われた自民党県連大会において、私が県連執行部に対し「自民党本部がまだ誰も公認していない以上、現時点においてはあくまで私と嘉数氏は公認争いの最中であるのであって、決して私の行為は妨害行為に当たるものではない」との意見を述べたところ、それに対して具志県連会長は「現職が出馬の意思表示をしている限り、次期公認候補者として扱うのがこれまでの慣例である」と説明しました。
つまり、私が処分を受ける理由は「慣例に従わないから」ということになります。
もし党紀の中に『慣例に従うべきとする』という内容の一文があるのであれば、処分を受けることにも納得が出来ます。
しかしそのような記述がどこにもない以上、私の行動が規定に抵触するとするのは不当な判断であり、極めて恣意的な解釈であり、非民主的であります。
政治は、感情論では行えません。
私は今まで嘉数氏の立候補推薦人として、平成8年10月の衆院選から4期に渡る選挙すべてにおいて、同氏の当選のためにぶれることなく全力投球で選挙戦を戦い抜いてきました。
そのような経緯にも関わらず今回次期衆院選に立候補を決意したのは、やむにやまれぬ思いからであります。
沖縄第3選挙区は、わが県のみならず国の将来の命運を左右する様々な問題を抱えた、重要な選挙区です。
普天間基地移設をはじめとする米軍再編の諸問題は日米安保体制を支えるために解決しなければならない重要課題であり、また中城湾港新港地区の港湾整備事業と泡瀬地区における関連事業は、県の将来の可能性を左右しかねない事案であります。
また、同新港地区に建設が進んでいるIT津梁パークは、県の経済的自立・雇用の拡大に寄与するだけでなく、わが国のIT産業の国際的な一大拠点としての機能も期待されるものであり、他にも自然科学系の世界最高の研究・教育機関として開学が予定されている沖縄科学技術大学院大学、国内唯一の金融特区である沖縄金融特区(名護市)の有効活用、安田診療所の問題等に代表される北部地域・離島における医療格差の是正や数々のインフラ整備等、早急に解決しなければならない様々な政治課題が山積しているのが、この沖縄第3選挙区です。
しかしながら現職は、それらの問題解決に力を注ぐことはありません。
1期目当選直後の平成8年12月に、沖縄に関する特別行動委員会(SACO)の最終報告に基づいて日米両政府が決定した米軍基地の整理縮小が、12年という年月を経てもなお遅々として進まないことにそれは象徴されています。
これ以上待てない!何も変わらない政治をこれ以上継続させない!という思いから、現職がいる中であえて立候補を決意したわけであります。
だから私は、どのような状況になろうとも、これらの問題の解決を、より地元の声に即した形で行うために、次期衆院選を戦います。
ただ、私は根っからの自民党員であります。
伯父である小渡三郎の政治信条を受け継いで平成2年に沖縄市議に当選して以後今までの議員生活において、自民党の党勢拡大と、自民党県連に対する県民の信頼向上に貢献してきたという自負もあります。
それ故に、今回の理不尽な処分には納得できません。
県連の規定に則した適正かつ公明正大な判断を、願っております。
Posted by オド 亨 at 11:41│Comments(0)
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